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会津旅行編9月18日


2ヶ月前に続き、Ekimiさんと共に会津・喜多方へのドライブ旅行。
前回と違い、先に睡眠をとっていたので眠くはない状態での出発。
こちらの連携の失敗もあって、運転手たるエキミさんのほうは仮眠をとった程度で
あんまりスッキリというわけにはいかなかった。
出発は予定時刻よりも随分と遅れ、朝の5時15分発となった。
2ヶ月前と違い、それでもまだ日は昇りきってはいない。

黒保根の道の駅を素通りし、前に数台いる車の後を追うようにゆるゆると進行。
日光付近では世界遺産である神橋の公開を知らせるのぼりがはためいていた。
そのまま滞りなく前回同様に進み、鬼怒川手前での国道121号のバイパスとの分岐で
道の選択をやや迷いつつも本来通るべき道を進行。

龍王峡の手前には秘宝館がある(笑)。内容はお察しで。
前回、帰りがけに龍王峡を降りた時には薄暗かったという事と、旅の無事を祈願するため
龍王神社まで下って参拝を行った。
疲労困憊状態の前回とは違い、気力・体力共に十分な状態だったので石段の往復に苦は無かった。
朱塗りの神橋
東照宮もすぐそば
秘宝館
この辺りからTu-Ka圏外
龍王神社
朝方だと畏怖感はない
神社裏の滝
奥に野岩鉄道の橋

龍王峡・川治温泉を抜けて湯西川付近まで進行。
前回はここに掛かる橋からの光景に目を奪われつつも、そのまま素通りをしてしまったので
今回は車を降りてゆっくりと見ることとなった。
すぐ近くにある湯西川温泉駅で一休みした後に橋上で向かい側の橋に電車が来るのを待った。
龍王峡の名がそうであるように、このあたりは峡谷となっているので車道も鉄道も作るのに苦労したことだろう。
エキミさんの持つ地図がやや古く、この橋とその前後にある長いトンネルは載っていない。
地図上で見るとT字の峡谷の反対側に旧道が通っており、この新道は随分と大胆なショートカットであることがわかる。

眼下に広がる景色に呑まれそう
野岩鉄道の橋も併走

道なりに福島県入りをし、会津田島の道の駅・駅中央付近を通り過ぎて一気に進む。
会津長野駅付近の下川原踏切あたりでエキミさんの電車撮影によるための下車。
このあたりは一面金色の稲穂だらけで、ところどころの畦などに蕎麦の花が咲いていた。
時折訪れるような人によってはいい意味での田舎感があるところだろう。
野口英世列車
野口の肖像画が描いてある
電の字の注意看板
個人的に気に入った

11時を過ぎたあたりで会津若松入り。
前回歩いた道を車で進み、若松の駅を横目に再び堂島付近の撮影ポイントへ直行。
前回とまるきり同じポイントだが、エキミさんがしっかり覚えていたためになにも迷わずに到着。
ここもあいかわらずのどかで道端とはいえ過ごしやすい。
すでに別の撮影者も一人きており、エキミさんはそちらの方と話をしていた。
その間に近くの集落の神社付近を散策。一軒だけ、普通の農家とは造りが違う大きな家があった。
蔵は2つもあり随分と立派なお屋敷のよう。
撮影ポイントに戻っていくつかの列車の往来と撮影を待った。
この間、エキミさんが新調したという一眼レフのデジカメで遊ばせてもらったが、さすがに数万のものと違い
随分と凝った機能で撮影をサポートできるようで、特には望遠やピント合わせが面白かった。
ここでの撮影の〆はSLだったのだが、撮影するエキミさんをサポートするようにこちらはSLに対して
大きく手を振っていたのだが、SLの運転士は排煙・汽笛での応対と運転席からも手を振ってくれた。


やはり前回も行った会津アピオという複合店舗にて昼食をとった。
ブックオフなどもあるのでしばらくゆっくりと過ごしたのちに猪苗代湖へ向かうことに。
途中、大きく道を間違えてしまって東山ダム脇の小道に入ってしまった。
ここで1時間以上のロスとなってしまったのがまったくもってもったいない。
途中、謎のキリスト教会街宣車?の群れが溜まっていたり、その付近に潜む警察車両、
さらにその方面へと向かうパトカーがあったために脳内ドラマを展開して楽しんだ。
道を間違えたところまで引き返すが、これがどうにもわかり辛いところだった。
県道なのだが、知らない人からすれば単に一ホテルの入り口となる私道に見えてしまうのだ。
また、なにげに道路標識での県道番号が間違えてかかれていた。

電波塔の立つ背あぶり山を抜けて、猪苗代湖南へと到着。
といってもまだ湖からは離れており、北上するように進むことで湖畔の道へと続く。
このルート上で風景印を3つ入手。
日曜日・時間外窓口すらも本来ならば閉まっているはずの時間帯なのにどこも普通に
営業していたことに驚いた。民営化前のサービスの変化や試用なのだろうか?
そうこうするうちに左手には猪苗代湖が浮かび、地図にある湖水浴場や浜なども確かに確認できた。

猪苗代の駅を過ぎ、磐越西線を追うように県道7号を西へと進む。
前回はここを通るときには薄暮れの中、ひぐらしの合唱が聞こえていたのだが
さすがにこの時期ではもうその声はひとつ足りとて響くことは無かった。
エキミさんが取りたい列車があるようで、すっかり暗くなった中、磐梯町駅にて下車。
が、自分たちが駅に着いた時間と目的の列車が駅に着いた時間が同時だったために撮影には間に合わず。
駅は簡単な改札の先に地下道のような道の先にホームがあり、ホーム入り口や屋根などが木造で
非常にいい感じをかもし出していた。

駅を出て県道7号に戻ろうとする途中、うっかり方向を間違えて林道奥の変電所に。
まわりがすっかり暗く、こんな林の中でなにかあっても誰にも気づかれ無そうだ。
ようやく7号に戻ってから今夜の夕食と宿のために喜多方へと向かう。
途中、世界のタバコ・IESというコンビニチックな店の横を通った。
前回も通ったが、怪しい店である。チェーン店などあるのだろうか?

夕闇に蛍光灯によって浮かびだされる木造出口
もっと引きの状態から撮りたかった
読み方はイエス。
でもYESじゃない

喜多方に入る頃には7時手前。6時7時には閉店のらーめん屋が多く、どこで食べるか迷う。
エキミさんが先にチェックしていた店も同じく、すでに閉店。
かといって前回と同じ(そして大宮や守屋にもチェーン店がある)来夢では面白くないということで
しばらく店を探してさまようことに。
前回よりは多少時間が早いとは言え、結局やってることに大差はなかったのがうちららしい。
さんざん迷った末に、店が閉まる前にと駅前の店に決定。
駐車場がないのだが、ここで食事をすると駅の駐車場代が無料になるとのことだったので利用する。
ラーメンの種類が異常に多く、麺がやや茹ですぎっぽいのが気になった。
観光地ほど食事処の選別は難しいものだ。

これまた前回同様に宿には道の駅・喜多の郷と決めて向かう。
到着〜、前回の場所が空いていれば早速陣取ろうと思っていたところ、
その場所には見事に工事の手が伸びていた。
キャンピングカーのように車中で寝るのであれば駐車さえできればそれでよいのだが
テントを張って休むつもりであるだけにそうもいかず、道の駅構内から外れたところでの幕営となった。
十五夜ということもあり、「月に乾杯」といきたかったものの、残念ながら曇天に覆われてしまっていた。
こうして1日目の夜は過ぎていった。

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