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会津旅行編7月17日


・17日 4時30分:出発
数日前よりエキミ氏より打診があり、会津行きの旅行計画が成された事より始まった。
あいづデスティネーションキャンペーンというものもやっており、非常に頃合でもある。
出発は朝4時過ぎ、仮眠でもとっておこうかと思ったのだがモノの見事に出発直前まで
夜中のチャットをしており結局寝ずのままのうちにエキミ氏による迎えが来た。
車中ではFMラジオの椎名へきるの番組を流しながらの出発となった。

5時:黒保根・道の駅
埼玉より群馬に入ってすぐの県道を北上し、桐生市内にて国道122号と合流してさらに北上。
それから少し入っただけで随分と山っぽくなったところで、黒保根やまびこ道の駅に到着。しばしの休憩。
まだたった30分だというのに、周りのせいで既に遠くに来たようである。
道の駅といっても、駐車場とトイレ、それに簡単な案内板があるだけ。
しかし、両隣に食事処とセーブオンがあるのでそれなりに補給ができそうなところだ。
もっとも、この時間ではまだ店は営業が始まっていないようだったが。

122号の北上を続け、足尾・日光と足早に通り過ぎ、121号へと道を乗り継いで龍王峡へ。
途中に旅の駅なんていう道の駅をパクったようなドライブインやワクワクダムだかなんだかいう所があった。
ここまでがあまりにあっという間で正直、日光まで2時間もせずに来れると思っていなかった。
朱塗りの神橋を横目にしつつ日光の町中をぬけ、今市の中心を通らない抜け道を使って121号へ乗り継ぎ。
ウエスタン村、東武ワールドスクエアの看板や、やたらでっかいコメリが目立った。

6時30分:龍王峡
鬼怒川温泉を抜けて龍王峡へ到着。ここで2度目の休憩。
ここに来る手前あたりから携帯(Tu-Ka)が圏外となっていた。
ここのドライブインの手前に、いくつかの観光地にある秘宝館があった(笑)
7時出発。
途中で抜けたトンネルがなんとなくよかった。トンネルを通るのは随分と久しぶりなせいかもしれない。
龍王峡を越えてすぐの湯西川のあたりでは、低地に生えていた木々がまだ青々としたまま
雨かなにかで河と化した流れの中に佇んでいるのが印象的だった。
龍王神社鳥居 石碑 半トンネル駅構内 今年初のトンボ
レースゲームぽ
7時45分:福島県は会津田島の道の駅
3度目の休憩。ここで車を降りた時に、ふと靴の異常に気が付いた。
同行の(むしろ同行してるのは自分のほうだが)相手を考えて、今日は歩くことにもなるかと思い
底の厚めの靴を履いてきていたのだが、気づかぬうちにだいぶ痛んでいたようで、左足のソウルが かかと側から剥がれてしまっていた。
まだ出発から3時間だというのに「もう帰ろうか」なんてつい口にしてしまうほどに萎えた。
田島や若松の町へいけば靴屋にも寄れるだろうと、かかとがペッタンペッタンする足を引きずり
適当に物産館の店内や、外などを歩き回って見た。

8時29分:会津田島
9時に営業開始の郵便局を待ちつつ、町の中心部で一休み。
携帯もすっかり通話可能な圏内に入っていた。
また、Tu-Kaは東北にはないので、ボーダフォンのローミングエリアとなっていた。
全てではないが、各地の郵便局には風景印と呼ばれるその地域の特色を図面として収めた
朱印の大きな消印が用意されている。特に躍起になっているわけでもないが、昔からの趣味で
旅先などで郵便局を見かけると出来る限りこの消印を貰うようにしている。
このあたりでは祇園祭りがあるようで駅付近ではその告知があり、郵便局での風景印もそれを模した物となっていた。
会津といえば旧幕府軍と明治新政府軍との激戦の地。
特に足は運ばなかったが、この地にも政府軍の墓などがある模様だった。

SLが露天展示されていた 田島局の風景印

9時46分:塔のへつり
若松までに予定よりも早く着きそうだということと、せっかくここまできたのだからと途中で通りがかりに見かけた
塔のへつりという観光地へ立ち寄る。
この時点で右側の靴までソウルが剥がれだしたので、両足ともにビニールで靴底を縛り上げて応急処置とした。
非常にかっこ悪いが、歩くに歩けないのよりは断然マシ。

塔のへつりは風雨などの浸食によって出来た奇妙な地形。
侵食というくらいなので時間とともにそれはより進行していくので、一部は進入禁止となっていた。
ここで転んだら崖下の湖に落っこちてしまう。
10時15分:出発

塔のへつりの岩肌岩肌2

11時10分:南若松
エキミ氏の目的である鉄道写真を撮る為に会津鉄道・南若松駅で停車。
南若松の駅舎は工事中だった。
しばらく列車が来るのを待っていたが、撮影ポイント、というよりは撮影路線そのものが違った罠。
こうしてたいしたこともせずに南若松を後にした。
このあたりはもう町中に入ってきているが関東よりも道が広く爽快だ。
気分はアウトラン よくわからぬが、1両の列車 南若松駅舎
12時:堂島
JR磐越西線の堂島駅付近にて停車。
堂島駅自体は駅舎はなく、ちょっと屋根があるバス停のような小さなホームがあった。
はじめに停車した場所は他に車等が来るようなこともなく、用水路からの涼やかな風が流れてきたりと
なかなかに居心地がよかったのだが、撮影をする上で三脚が立てられないために場所を移動することとなった。
次の場所では近隣の家の車が通る時に車を移動する必要があるものの、とりあえず停車。
途中、近隣の車が出てきた関係でやはり車を移動することになったが、それほど手間取らなかった。
結局ここに1時間近く居座ることとなり、ゆっくりと夏の太陽と風を満喫しつつ列車を待った。
軽く日焼けしないものかな、と簡易チェアに座ってだらだらと過ごしていたが、後にこれがひどい日焼けとなってしまった。
見渡す限り田んぼで特に何もないものの、この日一番夏らしかった気がする場所となった。

第一停車場所     
 

時刻不明:会津若松
夕方までに特に撮影するものもないとのことで、だらだらと市内を回ることに。
このあたりではリオンドールというスーパーが幅を利かせているようで、やたらそこかしこにある。
リオンドール+ツタヤ+ブックオフという複合店舗で軽い昼食を含んで休憩。
観光に来てるというのにDSのやわらか頭塾を買おうか本気で悩んでしまった。
スーパー入り口前に出ている焼き鳥屋で焼き豚の串を買ってみたところ、胡椒の味がとてもよく
ついつい食べ終わってからもう一度買ってしまった。値段も1本50円で言うこと無し。
こんなとこまで来てなんだが、ペプシのスターウォーズボトルキャップで狙っていた、
3PO頭のバトルドロイドを一発で引き当てて満足。
その昔このボトルキャップの1段が出た時には長野で3POを引き当てていたもんだ。

3時ごろに駅付近に移動をし、郵便局にて風景印を入手。
平日のみ受付、というような事を言われて一度断られたものの、エキミ氏の機転により解決。
だらーっと駅付近をさまよい、車に帰って再びの移動となった。
さすがに靴を変えたかったので、適当なスポーツショップへ寄って1足購入。
気にいった形のものほど色・サイズがなかったり、値段が極端だったりしてなかなか決まらなかった。

会津若松風景印
18時44分:猪苗代
猪苗代湖の湖岸を走って猪苗代駅方面へ。
右手の湖が非常にアウトランっぽくてよかった。
ドライブとはスピードを出すだけではなく、こういう風景も楽しんでなんぼだ。
駅を経て喜多方へ向かう道中、夕闇の山中にステレオサウンドで耳に響いてくる非常に澄んだ高音で
鳴き続けるひぐらしの声に感動と少しの恐怖を感じた。
「ひぐらしのく頃に」の影響があるとはいえ、これだけ綺麗なひぐらしの声を聞くの初めてだったということと
あまりにそれらしいシチュエーションが非常に大きな効果をもたらした。
夕陽の遠景は実際にはもっと暗く、その中にあって太陽がみょうなまぶしさを放っていた。
猪苗代駅舎  ノグチ札  夕陽の田園風景

19時40分:喜多方
だいぶ時間が遅くなってしまい、夏だというのに日も暮れてしまった頃に喜多方に着いた。
福島はソバが特産で、いたるところで販売されていたり食事処もあったのだが、二人ともラーメン大好き。
故に喜多方といったらとりあえずラーメンだろうとラーメン屋探し。
町中ではキャンペーン企画の一環として映画館の復館?だかなんだかで昔ながらの看板が出ていた。
町内の学校は祭りの会場となっており、盆踊りのような輪ができていた。
多くの店がすでに閉まりつつある中、来夢というラーメン屋で食べていくことにした。
店に入ってから、実は大宮や茨城にあることを知ったのがなんだったが、チャーシューが非常においしかった。
ラーメンそのものは普通に想像できる喜多方ラーメンそのものだったけれど、けして損はない味だった。
喜多方の駅舎前では中学か高校生くらいの2グループが喧嘩かなにかで警察の世話になっていた。
一晩の宿を求めて喜多方を北上することなる。

映画看板

21時35分:喜多の郷
喜多の郷・道の駅を今夜の宿営地とすることにした。
ずいぶんとキャンピングカーが集まってきており、自分たち以外にもテントなどを用意して
宿営をしてく人たちが随分といるようだった。
夏だからなのか、祭りでもあるからなのか、貯水池のわきには電気式の提灯がつらなって燈っていた。
幸いながら、宿営場所や駐車場所には困らずに案外あっさりと幕営することができた。
エキミ氏は簡易チェアに簡易テーブルまで用意していたので、随分とくつろぐことが出来た。
ここにくる途中にヨークベニマルで買ってきた缶チューハイで乾杯をして夜風を楽しみつつ夜を過ごした。
夜中、他のキャンプ客が出歩きながら話をしているのが聞こえてきた。
「‥‥‥」「‥ネットゲームが‥」「‥‥」「‥そのネットゲームって、自分のキャラクターとか作れるの?」「‥‥‥」「うん、マビノギとか‥」
よもやキャンプにきてマビノギなんて言葉を聞くとは思わなんだ・・・
喜多の郷:夜  喜多の郷:朝

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