2008年7月 埼玉東部らきすたツアー

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7月22日にEkimi氏とマコP氏に連れられて、埼玉県の東部、鷲宮町を中心として
アニメらき☆すたをなぞる小旅行に行っていきました。
マコP氏が車を買い換えるために、現在の車で最後の遠出をしつつ、前回は到着時に
すでに真っ暗だったためにリベンジをしてこようということになりました。

 遠出とはいったものの実際そんなには距離がなく、随分と遅くに出発したものの昼には現地到着。すでに他の同類の方々も何人か来ている様子でした。(いわゆる痛車も数台)
 境内に入ってまずは参拝をすませることに。手水や参拝の作法などが丁寧に書かれており、あまり神社にこない人にもやさしい感じでしたが、同行の二人はこういうことに馴染みも信仰もなさすぎからか、それでも挙動が怪しかったです。自分も完璧ではないかもしれませんが、信仰とは別にしても割とそういうところに行くことが多かったり、郷に入らば郷に従えなんて出先の基本だったりするだけに、変な言い訳なしに軽い作法は覚えてほしいものです。
 本殿手前にある輪っかは茅の輪といい、まずはくぐって左側を回って戻り、次にまたくぐって右側を回って戻り、最後にもう一度左側回りでくぐるものだそうです。自分は茅の輪というものをこれまでまったく知らなかったので新鮮であると同時に、どう回るのかとちょっとあせってしまいました。
 とりあえず参拝をすませたら、あとは境内を軽く見て回りました。


 境内には鳥小屋があり、3匹の孔雀と数数のチャボが飼われていました。
 写真左の左側で少しだけ見えていますが、自分たちが鳥小屋を前にした時点で孔雀の1匹が大きな尾羽を広げてその勇壮振りをみせつけていました。なかなかの圧巻でよかったのですが、正面から写真をとろうとしたのには間に合わず、そっぽをむくかのように羽を広げたまま後ろをむかれてしまいました。さすがに後ろ姿では輝く羽も見れずに印象がだいぶ違います。しばらく孔雀をながめていましたが、再び羽を開くことはついぞありませんでした。しかし、時折素っ頓狂な声を出していたのもまた印象に残りました。

 境内を出るように鳥居のほうへ向かうと、週末にはお祭りがあるために神輿が外に出されていました。 らき☆すたでもOPでちらっとでており、今の鷲宮のらきすたブームを支える特徴的な茶屋・大酉茶屋でお昼ご飯をと思っていましたが、残念ながらこちらはお休みでした。
お店の前に出ている掲示板にはスタンプラリーや、白石みのるカットの宣伝など、らきすたにちなんだ商店の紹介がされていました。


 予定していたように食事がとれなかったので、どこか食事のできるところをとちょっと移動。東鷲宮駅近くまで行き、人気らーめん屋を目の前にするも、駐車場と混雑具合の問題によって引き返すことになりました。せっかくだからと鷲宮駅周辺に戻って、らき☆すたメニュー取扱店へ行くことに。
鷲宮駅前通り沿いのある「まる賀」というお店が、アクセスのしやすさとメニューの直球さということで選ばれ、一同そこへ向かいました。店の前にはらきすたメニュー取り扱いを示す吊り下げ旗やのぼりがあって一目瞭然。 早速中へと入ってみれば愛想のいいおばちゃんが取り次いでくれ、Ekimi氏がつかさのカツ丼だけぇ〜を、自分とマコP氏はかがみの鏡餅うどんを注文することとなりました。
 あくまで元々は普通の食堂であり、よくある観光客用のぼったくり食堂ではないので、量は値段に見合っているし、味も文句なく非常においしくいただけました。カツ丼だけぇは名前の割にはちゃんとお新香と味噌汁もついていました(笑)。これらにはらきすたの印刷がされた橋袋がおまけとしてついて来て、なおかつスタンプラリーの台紙とスタンプもいただけました。当初はスタンプラリーのことは考えていなかったので面をくらいつつもちゃんと確認してくれるあたりサービスが良いと思いました。

店を後にし、どうせだからとサンクスでらきすたメニューのソーセージを買ってこちらでもスタンプを押してもらうことに。これも普通のホットスナックのメニューそのままなので観光誘致用にしては損はなく、橋袋のかわりにソーセージを包むような紙袋にかがみが印刷されたものが頂けました。一昔前のワープロ印刷っぽいのはご愛嬌。



いよいよ鷲宮町を後にして、ロケ地としてわかりやすいだろう幸手市の商店街へ。
こちらでは商店街加盟店がもつ街灯の一部に、キャラクターのイラストなどが飾られていました。
恐らく全部見れたと思いますが、レギュラー陣以外もいたのにはやや驚きました。
ここでマコPが疲れを見せて休憩モード、カメラを渡されてイラストを撮って来いとのことですが、なんだかひどく罰ゲームのような気がしてなりませんでした。どうみてもキモオタです本当にありがとうございました。まあ、いまさらといえばいまさらなのがまた悲しいところです。 OPで出てくる某花屋の前にある街灯には、ずばりそのシーンが示されており、路上なのに思わず反応してしまいました。そんなことをして街灯の下で見比べていると、背後からEkimi氏がその様を撮影し、なおさらにそれっぽい構図の写真を取られたのには参りました。う〜んやっぱり罰ゲーム。

4号線を南下して幸手を抜けて最後の地、春日部へ。といってもここでは駅前の他は学校がメインになるため、そこにいくのは不審者すぎるということで駅前のみへ。OPでつかさが軽く踊っているところなのですが、映像で見るよりも駅前の横断歩道が短い感じがしてこんなものかと思いました。構図はそのままなのに、キャラが実際の人間よりも小さいせいなのでしょうかね。

そんなこんなでらき☆すたにちなんだ場所巡りは終了し、岩槻のTamTamや幹線道路沿いのブックオフを寄り道しながら岐路へとついたのでした。走行距離にしてはあまり長くないものの、時間がすぎるのはあっという間でした。


なお、7月24日付けで、9月24日をもってスタンプラリーの1次締め切りが決定・通知されました。
基本的には無期限で、日を気にせずに参加できるものですが、こうなってくると9月にはまた駆け込み需要がありそう?
一過性のブームに終わらず、原作をはじめとしてまた今後もうまくやっていけると良いと思います。


前回より約一週間、7月30日にまたも鷲宮へ連れられました。

今回は単純に昼食ついでだったようなのですが、それにしては唐突すぎました。
とりあえず鷲宮神社についたところで、すでに午後2時近く。
今回は大酉茶屋は開いているものの、スタンプラリー店舗ではないということで
いきなりながらまずは保留に。
商店街を歩き、駅まで行き、スタンプラリー加盟店を見つけさまようものの、
どの店もランチ時間外による一時休業や、単純に定休日だったりして昼食にありつけず。
前回よったまる賀だけが営業しているという、なんだか失敗したような感じ。
道中聞こえてきた地元の女子高生の会話の中で、「さよなら」のフレーズの入った話をしながら続けざまに
小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」を歌いだした時には、らき☆すたエンディングの事もあって
さすが鷲宮、なんて思わされるのでした。キョンキョンの世代じゃないのは明白なだけになおさらに・・・
そうこうしているうちに1時間以上も鷲宮の町をさまよい、らき☆すた巡礼が行われだした頃であれば
間違いなく不審者、そうでなくてもちょっとどうだろうってくらいの放浪ぶりでくたくたに。

状況を踏まえて再考した結果、唯一鷲宮町の外にある加盟店、「日本亭加須川口店」へと行くことに。
その前にと、参拝がまだだったので神社へと参拝。去る日曜日に祭りが終わったためにか、
前回あった茅の輪はなくなっており、神輿は専用の社に収めなおされていました。
それとは別に参道上に注連縄のようなものがくくりつけられていたり、近日またなにか別の祭事がありそうでした。

車での移動ついでと、加盟店である「森永うえうち販売店」へも行ってみるものの、
ここもやはり時間外につき牛乳&チョココロネは買えず。
販売品目はコロネなのに、ニコ動で聞いたコッペパンの歌(「行け!ゴッドマン」替え歌)のせいで
やたらとコッペパンと間違えつつ期待したものの残念な結果に。

   

鷲宮を出て加須市へ。
車で行くと距離はないものの、歩きだったらちょっと遠いかな、という距離。
といっても2-3キロ程度の距離なので、電車などで遠くから来た人でも腹ごなしがてらに
いいのかもしれません。
前述どおり、ここだけが鷲宮町外にあるのに鷲宮商工会主催のスタンプラリー加盟店という
随分と変わった状況下のお店です。
いざ到着してみると、普通のお弁当屋よりはちょっとゴテゴテした感が。
カキ氷100円の張り紙がすでにお弁当屋さんらしくない。

中に入ってみると愛想のいいおばちゃんが気さくに応対してくれ、悪くない感じ。
らき☆すたメニューは「白石みのるカレー」と「かなたの思い出カツカレー」の2品があり、
今回は全員がカツカレーにしました。
店舗の外に東屋が用意してあり、そこで食べていくこともできるというのでそうさせてもらうことに。
そうすると、なんと氷の入ったしっかりしたグラスに、グレープフルーツをサービスして頂きました。
お弁当屋で弁当を買うということ以外なかった自分にとって、これは新鮮な驚きです。
待ち時間用の本棚にはしっかりとらき☆すたの単行本があるのもファンには良いですね。

東屋で涼みながらまっていると、しばらくしてカレーが出来上がり持ってきて頂けました。
人参はらき☆すたにちなんで☆型をしており、「ニンジンじゃないよ、スターだよ。これがないとね」
なんておばちゃんも軽いことをいってきて和みます。
出来立てを食べたためにカツがサクサクしておいしく頂くことが出来ました。
店舗内には他の加盟店同様に、加盟店としての吊り旗があったり、鷲宮町発行の柊家の住民票が
飾られたりしていました。
らき☆すた巡礼者用のノートへの一筆をするついでに他の方々の記録をみると、意外にも鷲宮や加須という
地元の人もいたりする反面、遠く北海道や鹿児島の方も来ているようでした。

帰りがけにはさらにソフトクリームを注文。玄米、黒ゴマ、パイナップルなど、珍しいものが揃っており
変なソフトクリーム好きとしてはこれもたまらないのでした。
商品・価格・サービスと総合的によく、らき☆すたと関係がなくても十分に良いお店でした。

そんなこんなで、とりあえず昼食(食べ終わった時点ではすでに5時前でしたが(苦笑))を終え
いつものごとくにブックオフなどを巡りながら帰ることとなりましたとさ。

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