2025年11月7日 入谷〜上野動物園〜秋葉原

メニューKG板

上野周辺散歩
 所用で上野へ。せっかくの機会だったので上野動物園などへ。
 推敲不足で文体不安定ですが、行動ログ的な日記をば。

出発〜下谷
 早起きし、通勤ラッシュ前の早い時間から余裕をもった到着時間の電車に。
 その際に改札口はいくつか封鎖されており、一部しか使えませんでした。
 乗っていた上野直行の電車が、人が乗りすぎで赤羽でドアが閉じずに駅員おこ。
 ドア点検のために16分遅れが発生。
 上野着も同様に遅れ、要件先に遅れる旨の連絡をいれる。
 集合時刻には遅れるものの、事の開始時刻には間に合うので問題なく進行。

 9時前に入場、10時25分まで時間拘束。
 当初は3時間と聞かされていたので、午前中の解放で意外に時間が余る。
 上野公園・科学博物館か浅草にでもまた行こうかと考えつつ、
 グーグルマップに記録していたサンカンオーという近くのお店が気になったので
 とりあえずそこを目指してみる。

 スギウラベーカリーという良い佇まいのお店を発見。
 ちょっと寄って行動食とも昼飯ともつかない食事として、エビカツサンドと
 みかんサンドを買う。合計420円。安い。
 サンカンオーに向かう途中で、大正公園というところで休憩。みかんサンドを食す。満足。
 公園を発ってサンカンオーに到着。どうやら店主は買取か何かで出かけているらしい。
 連絡先が掲示されていたが、買いたいものがあるとか、どうしても中をみたいとかではなく
 とりあえず場所と外観は確認したので今日のところはいいとする。
 あとから、自分がみたサンカンオーの外観写真と違うなと確認をしてみると、
 以前は大正公園の東にあった店舗が、建物取り壊しのために退去して移転した模様。
 外観の違いの謎もこうして解けた。
 サンカンオー

 鶯谷あたりから上野公園に入ろうと西進。
 入谷の交差点から妙な建物(静蓮寺)が見える。
 もしかしてこれが「そうは入谷の鬼子母神」なのかと小さい通りへ入ってみる。
 あげくにこれを「獣になれない私たち」のロケ地だったかと勘違いして
 しばらく通りをうろうろしてしまう。
 通りの入り口に「鬼子母神」と書かれたゲートがないので、もしかして違うか?
 と思って移動を開始したが、ドラマロケ地のそれは雑司ヶ谷鬼子母神なのでした。
 そういえばこのあたりで「下谷」を「したや」と読むと判明。「しもや」と読み違い。
 さかもと朝顔広場という大きな広場に出て、トイレを確認。
 さかもと朝顔広場

 この広場の隣、先にみた静蓮寺との間に鬼子母神があるようなのでそちらへ向かう。
 鬼子母神の福禄寿堂と、鬼子母神の本堂とに賽銭と合掌。
 自分の後に若い女性一人も参拝に来ていた。
 トイレのためにと広場に戻ると、中韓あたりの外国人若者グループが集まる。
 何目的なんだろうといぶかしみつつ広場を発つ。
 なおこのさかもと広場は、数年前まで坂本小学校だったその跡地だという。
 入谷鬼子母神

 まったく知らん路地の小さな飲み屋街を通り抜けようとするも通り抜けできず、
 広場のわきを通って大きな道へ。この際に先のグループが大縄跳びを用意しているの見、
 そういう運動グループなのか?と思いつつ後にする。
 Tuchiyaというカバン店の軒先が気になったので物色。
 店内も見るが中にはほしいものはないので、再び軒先で大きめのボディバッグをあさる。
 羊側のボディバッグが気になったが、サイズが小さいので要求に合わずあきらめる。
 結局は容量重視で選んだが、材質には不安があるので使ってみてどうなるか。
 耐用年数は低く見積もっておかないといけなそう。
 そしてまた鶯谷駅方面を目指す。そういえば台東区はスーパーのまいばすけっとと
 街中の消火器設置がちらほら目立つ。

上野公園〜動物園
 鶯谷駅を右目に上野公園へ。どんぐりを拾う女性が隣に居た、ひと月前を思い出します。
 上野公園着。科学博物館の前で修学旅行生が集合写真を撮っている。
 他にもその手の団体やグループがあちらこちらに見受けられます。
 科博に入ろうか迷いつつ歩みを進めると、各博物館なりのイベントポスターなどが。
 全部は回れないからな、と思っているところに動物園の入口。
 そうか、そうだ、こういう日にこそ動物園を消化しておこう!ということで
 急遽ソロ動物園を開始することに。

 動物園への手前でなにやら大道芸があり、つい見入ってしまいました。
 ハチグルマだかハチヤナギだか、とにかくハチなんとかのはち君という、
 日本全国を回っている大道芸人で、芸もですが口が回るお方。
 不安定な風が吹く中では普段よりも難易度が高いらしく、
 なかなか技のタイミングに迷いがありました。
 お代についての言及が割と長く続きましたが、言っただけのことはやったので、
 自分を含めて多数の方がお代を投げ込んでいきました。
 しかし単独なので、サーカスなどに比べるとやはりちょっと要求額は高いかな?
 動物園入口手前でいったん休んで、先に買ったエビカツサンドを食べる。
 このころでお昼を過ぎたあたり。動物園には2-3時間程度の滞在をと思いつつ入園。

 入園料はいまでも基本600円。十分すぎる安さ。
 入園してすぐ、じゃあ何を見ようかと思う。トラ、ゾウ、見れるなら(いるなら)パンダ、
 と雑に思いつく。プラス、かつてここで人形を買っただろうカバ。
 入園直後にパンフ台で日本語パンフ(園内地図)をいただく。英文・中文版もあった。
 最初に目に飛び込んだのは動物の類ではなく、パンダカード配布の看板とテント様のブース。
 なんだかわからずもカードの字面だけにつられて寄ってみる。
 パンダ椅子に座って撮る記念写真でした。
 モノクロは無料、カラーは千円。落差がすごい。とりあえず招かれたからには
 撮影してもらうことにする。ダブルピース。内向きにするか外向きにするか一瞬迷って外向き。
 次に目に入ったのは 金色のサーラータイ(タイ式東屋)。以前贈られたものだそう。
 上野動物園のサーラータイ

 奥に行かないと動物はおらんのか?と思っていたら鳥小屋が並ぶ道。
 カワウソ、フクロウ、ワシ、ハゲタカなどを順繰りに見る。
 手前に動物慰霊碑があったようだが、その時は知らずに見過ごしてしまった。
 「トラの森」にスマトラトラがいるということで人だかり。いない。
 奥のほうをたまにちょろちょろしている。
 少し移動してみると、やはり奥のほうでちょろちょろ。少し小さい、母虎だろうか?
 シロテナガザルの脇を通ってトラの森の反対側に回ると、大きなトラが!
 完全にリラックス横たわっているので撮影タイムでした。
 スマトラトラ

 次にゴリラ。子と親が仲良くしており、同じような背丈の霊長類同士で
 近しさと遠さを両方感じる。ゴリラは立ち上がらずに握り拳での4足立ちをし、
 やっぱり違うんだなとも思った。
 ゴリラのところには、ゴリラと人間だかの頭蓋骨が比較展示されており、
 低学年らしい男の子がそれを見て興奮していたのが印象強い。

 「ゴリラの森」からすぐ近い「夜の森」へ。
 暗くしてあり、闇に生きる小動物たちが暮らしているそう。
 入口付近で、センザンコウの展示お休みが掲げられていたのが残念。
 そこそこ数のいたスローロリスが印象的。スローロ・リスと勘違い?している人も。
 デマレルーセットオオコウモリは数がいる上にみな元気に飛び回っていたので
 動物を探す必要がない上に非常に騒がしかったです。
 夜の森に入ったあたりでメインスマホの電池が心許なくなっていたので
 ズームレンズがないのがなーと思いつつ撮影をサブのスマホに切り替え。

 夜の森を出ると、水辺にカバのような生き物が。
 顔が何か違うなとおもったら、バクでした。
 別のバクがゆっくりと植物をたべていましたが、
 口に入れた後しばらくは口を上に向けて開けたまま静止し
 どういうつもりなのかと気になるのでした。
 バク

 バクの近くに休憩所。フォレストカフェという飲食店もあり、
 すっかり観光気分で抹茶ソフトを頼みました。
 バニラが500円、抹茶またはバニラハーフは550円。入園料やっぱり安いな。
 このあたりの休憩所や、動物園入口付近などでの修学旅行グループは
 男女混合のグループが多く、あまり男女の別なくやっている人が多いのは世代差か?
 未就学児の遠足グループもまたよく見かけ、平日はこういう団体が多いのだと知ります。
 おいしく食べたあとに次へ。

 ツルやトキなどの鳥類を見た後にホッキョクグマのいる場所へ。
 自らと人間との間柄をわかっているのか、ランウェイを歩くように
 いったりきたりしてその巨躯を見せつけていました。
 ホッキョクグマ

 改装中の猿山及びさるやまキッチンを横目に西園への通路へ。
 ちょうどひと月前に友人と上野公園に来た時に、東照宮と不忍池を結ぶ謎の橋として
 気にかけていたところがあり、その時にも「動物園の橋だ!」と気が付いたのですが、
 せっかくなので今回はそのいそっぷ橋を通ってみることにしました。
 他にも橋らしきものがチラ見えしたりして惑わされ、まっすぐ西園へいかずに
 このへんをしばらく無駄にうろうろしてしまいました。道なりでよかったのです。
 いそっぷ橋より見下ろす

 いそっぷ橋を降りると、パンダの待ち時間に関する案内が。
 レイレイの50分は無理だがシャオシャオの10分なら待ってもいいなと。
 パンダ待ち時間

 パンダのところへ行く前に、通りの売店やペンギン、フラミンゴなどを見ます。  ペンギンの泳ぐ姿や、飛び込むのに様子を伺う姿のかわいいこと。
 売店のぬいぐるみはどれも可愛く、タイミングによっては買っていたことでしょう。
 探しているカバのヌイグルミは無し。前世紀のものだしさすがに絶版か。
 売店のぬいぐるみたち

 引き返してパンダのシャオシャオを見に。
 人は多いしシャオシャオがノリ気でなければ見られないかもと思いましたが、
 展示前まで来てそう時間の経たぬうちにシャオシャオがその姿を見せてくれました。
 余裕で全身を撮れたし、ファンサービスのように大きく周回してくれました。
 いつぞやの2000年代初頭にはパンダのいない時期の上野に寂しさを感じましたが、
 これぞ上野公園だと堪能することができました(パンダ外交とかはこの際置いておく)。
 パンダのシャオシャオ

 再びペンギン、フラミンゴの前を通って、ハシビロコウの小屋(見にくい!)、
 キリンの前を通ってカバたちの水辺へ。キリン横のサイもお休み。
 まずコビトカバを見て、次に普通のカバを見ました。カバは濁った水に潜ったまま
 なかなか姿を見せませんでしたが、しばらくしてその巨躯を乗り上げてくれました。

 小獣館では、写真のマヌルネコに、ミーアキャット、デグー、ハイラックス、ミケリスなどを軽く見。
 オオコウモリの解説回で飼育員さんがその食餌の生態などを語っていましたが、
 仲が悪いのか、食餌中にいじめをしているコウモリを見かけました。
 続く「夜の世界」で、「夜の森」同様に暗い中で小動物たちを見ます。
 レッサースローロリス、ハリモグラ、キンカジュー、ヤマネ、ツチブタなど。
 マヌルネコ

 小獣館を出て、隣のパンダの森へ再度。こちらはレイレイ側の入口。
 レイレイの列は今も長いので並ばず、奥のレッサーパンダと鳥のキンケイを見ました。
 レッサーパンダが思ったよりも大きく、なるほどレッサーだけどパンダ呼びなわけだと納得。
 キンケイ

 最後にゾウを見て帰ろうと、いそっぷ橋を戻ります。
 橋を東園に抜けたところで東照宮に向いた閉鎖階段がありましたが、
 ここからすら3-5mくらいある段差で上野の高さを思い知ります。

 猿たちの横を抜け、バイソンとプレーリードッグを少し見て、五重の塔を目にします。
 動物園からは浮いてるものの、良い画角が用意されていました。
 背後の売店リトルトランクにてまた少しぬいぐるみ等のチェックをしたあと、
 せめてもの記念と寄付にと、実用品でもあるハシビロコウのリフレクターを購入。
 自分がもっと若いか子連れでもあれば、ためらいなくぬいぐるみを行ったのでしょうけど。
 これで園を出よう、としたところで最後に「日本の鳥」の小さい館を見て、本当に退園。
 動物園内の五重塔

上野〜神田
 上野公園を出て、秋葉原のまんだらけコンプレックス2を目指すために
 少し西寄りの街中を通って南下。
 裏路地なんだか飲み屋街なんだか、みたいなところで「九龍電脳東京」というネオンが気になり、
 そちらの道へ進んでみました。この時点だとバーなんだろうとしかわかりませんでしたが、
 どうやら1時間2500円の時間制ゲームバーの模様。開店前でもあり外観を見るに留まりましたが、
 SEGAロゴやお店のプリズムステッカーが目立ちます。moza氏絡みのステッカーだったような?
 九龍電脳東京看板

 秋葉に向かうついでと昌平小学校付近の夢織屋というお店にも寄りたかったのですが、
 どうやら見逃していたようで店の前を素通りしていたようです。
 で、ふと見た右手奥に高い階段。神田明神だなとすぐにわかりました。男坂です。
 喪も明けているしせっかくなので久しぶりの明神参拝。休日やイベント日ではないので
 空いていたのはだいぶ気楽でした。
 今回直の確認はしませんでしたが、以前に寄った女坂を降りたあたりにあったパン屋は
 すでに閉店して久しい模様。なるほど男坂女坂。
 神田明神男坂

 神田明神前といえば甘酒、そして少し脇に飴の大國屋。
 甘酒は今回は寄りませんでしたが、大國屋は空いていたのでこれも久しぶりに立ち寄りました。
 欲する飴はニッキとあんずが1袋ずつのみ在庫。迷わずあんずを手に取って会計。
 以前は200円か250円だった気がしますが、この時代の波で300円に。
 それでも変わらぬ価値のある飴なので、今後もこの価格(あるいはもう少し上)でも買うことでしょう。
 タイミングによっては開いていない時もあるので、閉店時間をたずねたら17時ごろとのこと。
 この日は16時過ぎごろだったのでなんとか間に合いつつも、在庫がほぼ枯渇していたわけです。
 大國屋明神あめ

秋葉原〜アメ横
 飴屋からそのまま南下し、明神下の交差点を超えれば目的のまんだらけはもうすぐ。
 この夏にオープンしたコンプレックス2が目当ての店。
 先月も行っており、そこで目星をつけたミニプラモと、シール類をチェックして行きたい。
 1つ余計なモノを買いましたが、概ね良好で満足な買い物を済ませられました。
 欲しくとも予算的に買えないものもありましたが、そういうのはきりがなく諦めがつきやすいです。
 まだ撮影は可能なものの、ここらでサブのスマホも電池残量が怪しく。

 マックでスマホの充電をと思ったけれどケーブルを持っていないし
 あとはほぼ帰るだけだしと寄らず。他は前月とほぼ同じようなルートで御徒町へ。
 ピータンを求めて京和商店まで。途中、カップメロンを食べつつ休息。
 なぜか京和商店がみつからず右往左往。少し戻ってからまた上野方面へ向かうと、
 「伊勢音」の文字が目に入る。あっと、父が好んでいる鰹節の名称だと気づき店先へ。
 まさにそれだったので1袋頂いていくことにしました。
 今度は京和商店に気づけたので無事にピータン購入へ。
 先月は450円の品が3つで1200円になる値引きがあったものの、今回はそれがなかったので
 種類違いで2種を購入に留めました。

 上野駅前のドンレミーアウトレットを目指し駅方向へ進むと、
 向かいから人波をかき分けて1台の車がアメ横に入ってきます。
 出店の人が、「うちは車も入れるよ!どうぞ!」と無茶を言っていました(笑)。
 ドンレミーでほどよい買い物をし、上野駅前でWi-Fiを拾おうとするも
 安定的な接続にならなかったのと、スマホの電池ももう怪しいのでそれは諦め。
 街中スナックというイベントが開かれており、有名なゲーム音楽など、
 耳になじみのある曲がなにか短くかわるがわる演奏されていました。
 このあたりで上野ともおさらばを決めて家路へ。

メニューKG板