2017年10月26日 続・渡良瀬遊水地ポタリング

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出発〜古河行き


台風の合間に再挑戦。
今回は古河城址と部屋郵便局への到達を大目標とし、小目標として田中正造関連2件、
野木・総和・三和郵便局への到達、谷中湖への再訪を設定して出発。
前回の最長到達よりも長距離を前提としているので、より早くに家を出た。
8:45分出発。

出発から30分程度で最初の休憩地点のセブンイレブンに到着。
前回同様に塩分タブレットを買い、さらに特価品を1軒目から買う始末。
いざとなれば行動食になるという言い訳つき。
飲料もここで調達したが、1本目くらいは事前準備で良かったかも。


福川の利根川合流に架かる橋。まるで仮橋のよう。
グーグルマップの航空写真上でも確認できるが、地図上では未通区間


利根大堰が近い。
利根川の河川敷は先日の台風影響が残っていてひたひたに。
この光景をよく見よく考え捉えるべきだった。
行田サイクリングセンターでトイレ休憩だけしてすぐに出発。


昭和橋。今回は早くもここで渡河をして北川辺までの距離を詰めると同時に
田中正造関連を辿るルートへ。


10時10分、道の駅はにゅうにて休憩。
友人からおすすめされた「いがまんじゅう」を買う。
店舗入り口で香っていた焼き芋にもひかれるものがあった。
道の駅についてから気付いたが、昭和橋のすぐ西の土手上にある石碑を見忘れた。
前回も通り過ぎてから思い出しており、脇を通っているのにどうも見落としてしまう。


昭和橋に上がってすぐ、広告によるデコトラ。
時季は合わないが久喜提燈祭り「天王様」の広告車だ。


田中正造関連1件目。川俣事件碑。
以前に車でここの郵便局まで連れてきてもらったときにちらっと横を通り過ぎており、
その時から気になっていた場所に自分の脚でこれたことに感慨。
事件についてだけでなく、かつては日光脇往還の宿場だったことの案内板も置かれていた。


同敷地内に川俣事件衝突の地碑。駐車場的なスペースもある。
解説板の他に、近隣一部の一般住宅等では紙資料を配布しているそうな。



北岸のサイクリングロード沿いで東北道まで東征。
東北道に当たってから北にあるコンビニが休憩地点。11時15分、セーブオン上江黒東店
せっかくのセーブオンなので、揚げ餅とペッパーチキンで心身ともに満足を得る。

北川辺は麦倉を目指して、県道369号で明和から板倉を抜ける。
いつもは上に見る高速道路を眼下にするというのはなんだか心地よい。


コンクリミキサーかなにかの骸。鉄骨の足場?で囲んであるのがより骸骨らしさを高めている。



神奈川の竹沢積慈会による設置らしい慈悲観世音
所以のようなものが刻まれていたが、解説というより祈念といった感じで、関連性は読み取れなかった。
畑の中にあるのが印象強い。

旧北川辺町に入り、飯積を抜けて麦倉の北川辺西小学校へ。
当初予定では12時までに古河入りしていたいところだったが、この当たりで12時に。

小学校南べりの学校外に田中正造翁の墓がある。
正造翁の墓は分骨によって3県6か所もあり、さらに前回立ち寄った霊廟などで別に祀り上げたところもある。
ここの墓囲いは何年か前に立て直されたばかりで、中には当時からのだろう墓石が立っていた。


周囲には他にもいくつかの碑や解説板などがある。
墓所を出て、すぐ近くのセブンイレブンで埼玉最後の休憩。
セブンスポットでツイッターを試すも利用が制限されていた。

県道369号から県道46号に乗り継ぎ、前回立ち寄ったナフコやばんどう太郎の看板をわき目に国道354号を東へと進む。
まだ2回目とはいえ勝手知ったる感じがして、再訪感も高まる。
コンビニ跡地があったり新しいコンビニがあったりと、この辺りはコンビニが不安定かも。
 
そしていざ新三国橋へ。
加須市のさよなら看板こそあったものの、茨城県古河市の標識が見当たらないのは寂しい。

 
12時30分ごろ、新三国橋から見る古河スカイタワー。まだいくらか遠くに感じる。
橋上にも県境看板は見当たらなかったが、ストリートビューで見られる歩道にタイルがある辺りが県境付近。


渡良瀬川の堤を越えて橋を下りるとすぐにばんどう太郎の看板と店舗が!
北川辺の案内看板からここまでが橋を含んで3km程度ということになる。近い。

香取神社の脇を抜けて354号の本線をさかのぼる。
古河城本丸跡を探して、長谷付近をうろうろ渡良瀬川の土手へ。

一度、写真奥の旧の三国橋のほうまで出てから土手沿いに引き返す形で古河城本丸跡地とご対面!
すでに40分程度の予定の遅れが出ているが、来てやれた!という気持ちでテンションが上がる。


本丸跡地から渡良瀬川を見ゆる。左奥は新三国橋。
かつての光景も本来の城跡も、全て渡良瀬川の改造によってこの土手やグラウンドに消えてしまっているが
それでも古河城跡地から向古河のほうは見ておかねばという気がした。


郵便局へ向かう途中、百間堀・獅子ヶ崎の跡地に差し掛かったので少し眺めていく。
竹藪の裏手が土塁のように盛り上がっている。

13時過ぎ、古河郵便局。
消印自体はすでに持っているが、今日の到達記念に押していく。


郵便局からすぐの諏訪曲輪跡。
坂道で石畳の歴史小径みたいになっていて、いくつかの観光的な施設が並ぶ。
じっくり見ていきたいところだが、留まっている時間がないので曲輪跡だけを見て済ます。
個々に限らず古河市内ではいろいろと見逃しているので、古河にフォーカスを当てた再訪をしたいもの。
道の脇には古河の歴史上の人物名ののぼりがあり、そこには紹介サイトへのリンクであるQRもついていて
現代らしく手軽な紹介方法になっていて良いなと思った。
おそらくこのページだと思うが、日本無双の弓取り・下河辺行平の名がないのが惜しい。

 
総和と三和はきっぱり諦めて、県道261号で街中を通りつつ野木へ向かう。
看板に下妻の名がみえるあたり、県境とはいえ茨城県入りを実感する。
街路灯には古河宿のロゴとゆるキャラの「こがにゃんこ」のイラストの小旗が。
以前には「桃香」という萌えキャラの旗だったようだ。


下妻の青看板の先、日光街道の分岐に立派な石道標が立っていた。
引き返せば江戸道、進めば日光道、右へいけば三和や下妻方面へと向かう筑波道。


ここは少し離れたところだが、スカイタワーも近くまで寄ると案外と大きさを感じない。
数階建ての建物がいくらかあるだけで空の視界はさえぎられてしまって、けっこう目に入らない。
道沿いに横山町郵便局があったが、事前情報通りに風景印は無し。

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